「水流の教育論」現役高校教員が、教育を現場から考えるブログ

はじめまして。水流と申します。

現役の高校教員で、数学・物理を中心に教えています。進路指導も担当しており、日々、生徒と勉強や大学受験、将来のことについて話しています。

経歴は、開成→東大→教員。
こう書くと、難関大学を目指す生徒ばかり教えていそうですが、学校現場では偏差値30程度から70程度まで、さまざまな学力層の生徒を指導しています。

数学が得意で、難しい問題を楽しそうに解く生徒もいれば、解説を読んでも何を言っているのか分からず、困っている生徒もいます。真面目に努力しているのに、なかなか成績につながらない生徒もいます。

そうした生徒と関わる中で考えてきたことを、少しずつ書いていこうと思い、このブログを始めました。

勉強や進路についての情報は、ネット上にいくらでもあります。

「偏差値30から東大」
「この参考書をやれば合格できる」
「成績が伸びる人は、こう勉強している」

もちろん、参考になるものもあります。

ただ、こういう話を見ると、僕はまず「その偏差値30って、どんな30だったの?」と思ってしまいます。

本当に基礎から分かっていなかったのか。単にそれまで勉強していなかっただけなのか。模試をまともに受けていなかったのか。

極端な話、試験をほとんど白紙で出せば、誰でも低い偏差値を取ることはできます。それまで勉強していなかった人が、きちんと勉強を始めて一気に伸びることもあります。

そういう人の話を「偏差値30から東大」とだけ切り取っても、今まさに偏差値30で苦しんでいる生徒にとっては、全く参考になりません。

大事なのは数字そのものではなく、その時点で何ができて、何ができなかったのか。そこから何を変えたのか。

私は、そういう部分まで含めて教育の話を書きたいと思っています。

このブログでは、「何をすればよいか」に加えて、「なぜそう考えるのか」「どのような生徒に向いているのか」「うまくいかないときは何を見直すのか」まで、できるだけ具体的に書いていきたいと思っています。

扱う内容は、数学を中心とした勉強法、大学受験、文理選択、志望校選びなどです。

「解説を読めば分かるのに、自分では解けない」
「真面目に勉強しているのに、成績が伸びない」
「数学が苦手だから、文系を選んでよいのか」
「今の塾は、自分に合っているのか」

こうした、生徒や保護者が実際に迷うことを取り上げていきます。時には、授業や生徒とのやり取りから考えたことなど、教育についての雑感も書くつもりです。

高校生本人はもちろん、保護者の方や、教育に関わる方にも読んでもらえたら嬉しいです。

私の考えが、すべての人に当てはまるとは思っていません。だからこそ、結論だけでなく、そこに至った理由も書いていきます。それを読んで、「自分の場合はどうだろう」「うちの子ならどうだろう」と考える材料にしてもらえればと思います。

よろしくお願いします。

※本ブログは個人で運営しており、所属する学校・団体とは関係ありません。生徒に関する具体例は、個人が特定されないよう内容を変更・一般化しています。

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この記事を書いた人

開成中学・高校を経て東京大学へ進学。現在は高校教員として数学・物理を中心に教え、進路指導も担当。

指導の中心は偏差値50前後の生徒ですが、これまで偏差値30程度から70程度まで、幅広い学力層の生徒を指導してきました。通常の授業に加え、希望者向けの応用授業も担当しています。

大切にしているのは、生徒個人に合った勉強法や教材を考えることです。

※このブログは所属先とは関係のない個人ブログです。

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