水流– Author –
開成中学・高校を経て東京大学へ進学。現在は高校教員として数学・物理を中心に教え、進路指導も担当。
指導の中心は偏差値50前後の生徒ですが、これまで偏差値30程度から70程度まで、幅広い学力層の生徒を指導してきました。通常の授業に加え、希望者向けの応用授業も担当しています。
大切にしているのは、生徒個人に合った勉強法や教材を考えることです。
※このブログは所属先とは関係のない個人ブログです。
-
進路
努力できることは才能なのか――「努力不足」で片付ける前に
「もっと努力しろ」 勉強ができない生徒に対して、よく使われる言葉です。 でも、 「努力しろ」で努力できるなら、そもそも苦労しません。 私は、努力できる力そのものにもかなり個人差があると思っています。 遊びを途中でやめられるか。目の前の誘惑を我... -
進路
正しい勉強法だけが正解ではない――失敗と回り道から学ぶこと
このブログでは、これまでかなり「正しい勉強法」について書いてきました。 自分に合わない難しい問題集を使わない。足踏みを減らす。理論を理解してから問題演習をする。「分かった」で終わらず、自分で再現できるところまで持っていく。 受験で結果を出... -
進路
何かを選ぶということは、何かを捨てるということ――ChatGPTに指摘されて初めて気づいた思考回路
今回は少し閑話休題です。 このブログの記事についてChatGPTと話していると、以前こんなことを言われました。 「あなたは、何かのメリットを考えるときに、その代わり失うものまで同時に考えている」 言われてみれば、確かにそうでした。 ただ、自分ではそ... -
教育論
勉強は一人で悩まなくていい――成績が伸びないなら誰かに見てもらうという選択肢
勉強しているのに、成績が伸びない。 そういう生徒は普通にいます。 毎日勉強している。学校から言われた課題もやっている。問題集も何周もしている。 それでも成績が上がらない。 そんなとき、 「努力が足りない」 「もっと勉強しなさい」 「授業について... -
教育論
問題集は何周すればいいのか――「最低3周」は正しいのか
問題集について、 「最低3周しろ」 「同じ問題集を何度も繰り返せ」 と言われることがあります。 別に間違ってはいません。 でも私は、 「とりあえず3周すればいい」という考え方はかなり雑だと思っています。 本来、全問題を同じ回数やる必要はない 例え... -
教育論
「分かった」で終わらせない――数学の問題演習で伸びる人の勉強法
前回、数学では理論を理解したうえで問題を解き、基本事項を瞬時に使えるところまで定着させることが大切だと書きました。 では、問題演習をすればそれでいいのか。 もちろん、そんなことはありません。 同じ問題集を使っていても、ものすごく伸びる生徒と... -
教育論
数学は暗記しなくていい科目ではない――思考力のために基礎を覚える
以前、青チャートや黄チャート、Focus Goldのような網羅系問題集は、普通の生徒が最初から一人で使うにはかなり難しい、という話を書きました。 その最後に、 まずは、理論を理解することです。 と書きました。ただし、ここで一つ大きな勘違いがあります。... -
進路
学校の先生は信用できるのか――授業の質がピンキリになる理由
唐突に話をぶった切ります。 少し前の日常記事で、希望者限定の応用授業をしたところ、基礎内容を理解していない生徒が複数いて、最終的に授業後に基礎から教え直すことになった、という話を書きました。 ちなみに、その日常記事とこの記事の投稿日がかな... -
大学受験
青チャートはなぜ普通の生徒には難しいのか――網羅系問題集の正しい使い方
以前、「良い教材とは何か」という記事を書きました。そこで少し触れた、青チャートや黄チャート、Focus Gold、NEW ACTION LEGENDのような網羅系問題集について、今回はもう少し具体的に書こうと思います。 先に言っておくと、私はこれらを悪い教材だとは... -
進路
「子供のうちは自由に」は正しいのか――小学生だからこそ勉強させる意味がある
ここ数回、高校生活や大学受験、浪人について書いてきました。高校生活では、受験勉強だけをする必要はない。何かに本気で取り組んでいるのであれば、部活でも趣味でもやればいい。そして受験生本人は目の前の受験に全力を尽くす一方で、親は必要なら浪人...
